低学年の中学受験対策

小学校入学時、更にはそれ以前から我が子の中学受験を視野に捉えておられるご両親も、年々右肩上がりの傾向が続いているとのデータが存在しています。大手書店の学参コーナーに足を運べば、小学1年生以前の年齢向けの「中学受験対策ドリル」なども見られ、善は急げの価値観の存在が確認出来ます。

この時期のお子様に、最低でも6年先の中学受験を希望されているご両親に何よりお願いしたいのが、まずは「算数の基礎学力と国語力の強化」です。実際に小学校低学年の義務教育のカリキュラムで習う算数は、基本レベルの四則演算や時間計算など、日常生活を円滑に営む上で最低限必要な知識のレベルです。受験対策イコール上級生レベルの難問の正答や高得点を弾き出すテクニックだと思いがちですが、それはもう少し先で大丈夫です。

国語力の重要性は「読解問題を正しく読み取る力をつける」目的故です。複雑な計算式が理解出来ていても、読解力の欠如で「出題の意味が理解出来ない」と立ち往生する子供が増加しています。いわゆる書物離れに加え、ゲームやネットの影響で「文章」という概念自体の欠如傾向が、小学校低学年の児童にも顕著に見られているのは忌々しき状況です。

小学校低学年の中学受験対策は、小手先のテクニックや豊富な知識の詰め込む以前に、国語力の確認と四則演算の徹底理解、この2点に集約されていると明言出来ます。