自由時間も大切です

昭和の時代に一時期にわかに熱を帯びた中学受験ブームに際して見られた、今日は死語とも言える「スパルタ教育」「詰め込み学習」こそ影を潜めています。ですがご両親の熱心さが結果、別の形でお子様に無意味な負担を掛けてしまっている感が否めません。それは勉強に集中する環境を整えようと熱を入れるあまり、お子様の自由時間すなわちリラックスタイムを剥奪してしまう、1つ間違えばお子様の心身のコンディションに深刻な悪影響を及ぼし兼ねない、非常に危険な傾向です。

中学受験に挑む事に納得し、自身も前向きに日々の学習に勤しんでおられるお子様も、皆さんと同じ人間であり、24時間勉強モードでは心身が破綻してしまって当然です。ですが残念な事に一部のご両親はこの大切な部分がお留守になってしまい、お子様を「休ませない環境」を無意識に強要してしまうケースが見られています。身近な例では「友達と遊びに行ってはいけない」「ゲームは禁止」「テレビ鑑賞時間の極端な制限」などが思い浮かびます。

お子様は日常小学校に通い、学友とさまざまなコミュニケーションを図る事で、学力向上と並行して、人間関係を上手に構築するノウハウも学んでいます。ご両親の極端な禁止事項が共通の話題を奪い去ってしまい、学校内で孤立してしまっては、可哀想以前の深刻な状況です。「○○は禁止」以外の方法で、お子様がリラックスして勉学に励む事が出来る環境を整備してあげてください。