家庭教師という選択肢

お住まいの地域にお眼鏡に適う塾が見当たらず、それでも中学入試に備えるべく、我が子の学力アップを願うのであれば、家庭教師が限られた選択肢となります。

家庭教師のメリットは完全なマンツーマンで、お子様のペースに合わせ、1つ1つを細やかに指導してもらえる点に集約されています。複数の生徒が教室内に集う指導では、塾講師の目は特定の生徒に注がれては「えこ贔屓指導」などの誤解が懸念される為、授業は基本一方通行です。疑問点などは生徒が自ら質問するなどでクリアせねばならず、気弱なお子様の場合、黙々と受講を続けるだけの聴講生と化してしまう懸念も否定出来ません。

但し家庭教師にもデメリットが見られ、何と言っても中学受験のデータや情報に関しては、専門機関の塾の足下にも及ばなくて仕方ありません。信頼出来る家庭教師派遣機関を通じてやって来た若者であったとしても、現役の大学生など、決して教育のプロフェッショナルとは言い切れない人材が大半である点も、ご両親からすれば不安材料にカウントされるかも知れません。

お子様と波長が上手にマッチし、着実に学力アップが確認出来れば、中学受験関連の他の情報やデータ面の収集管理をご両親が担う事で、塾の指導に引けを取らない環境整備は理屈的には可能です。理想に沿った塾が見当たらないようであれば、家庭教師のメリットとデメリットを先ずは冷静に検証されるところから、着手されてはいかがでしょうか。