中学受験の現状と傾向

中学受験を取り巻く現状に関して検証する前に、まずは皆さんが生活されている地域の「中学受験の捉え方」「熱」「価値観」を、今一度冷静に確認してみましょう。ここで誤解してはならないポイントとして、安直に「中学受験に熱心な地域だから、学力が高い」「さほど熱が感じられ無いから、学力が控え目な地域なのかも」などと思い込んでしまわぬ姿勢です。

全国各地に視野を広げて確認すると、一部「中学受験で志望校合格が叶わなければ、地元の公立中学への進学」という教育上の価値観が定着した感が否めぬ地域が存在しています。反対に「地元公立中学に進学するのが普通の流れで、一部中学受験に望む人達も混在している」的なバランスの地域も見られます。この違いが形成から定着する過程に於いては、さまざまな要素が中長期的に複雑に作用した歴史が存在していました。まずはご家族の居住地域に関して「どうなのか」をしっかり見極めてください。

勿論大衆に安易に右へ倣えする必要はありません。志望校を見据えて合格を目指す小学校時代を過ごす経験は、お子様が実社会に巣立たれた後にも、さまざまな場面でプラスの力となってくれます。ご両親が最初に着手すべき事、それはお子様がこれから中学受験レースを戦う「土俵の状態の確認」なのです。